↑画像は主催作成の大会ロゴ。
11月13日に参加。
フォロワーのモヴさん主催の大会。
・この大会について
※画像についてですが、主催が「宣伝関係なら勝手に使ってもOK」というツイートをされていたので、今回ルール説明については画像を使わせていただきます。(苦情があれば削除します)
画像を右クリ保存することで大きいサイズで見れます。
まとめると
●種族統一(同じ種族のポケモンだけ)の大会 最低3匹からでもOK
●伝説・幻も参加可能
●シングル6匹見せ合い 3匹選出
●どの順位でも何かしら大会景品が貰える
●だから自分の好きな子で参戦してみよう
※大会景品の詳細については別記事にて紹介予定。
・使用統一
「心から好きな子で出てほしい」という主催の思いを考えるとドククラゲ統一になるが、
・過去のStorm会戦の戦績がどれもパッとしないため今回こそは勝ちに行きたい(第1回不参加、第2回50位、第3回24位)
・伝説・幻ありルールではドククラゲ統一だとスペック的に厳しいので此方も伝説を使うと決めているため、今回は無し
その中で自身のHN「やま”むん”」から取って、ムーン→ルナアーラ、ということでルナアーラ統一を選択。
新作発売が近いことを意識した、パッケージに載っているポケモンだからというのもある。
ていうかルナアーラ自体月関係だからというのもあって全然好きな部類のポケモンだし、そもそも第4回Storm会戦が開催されたら使おうと前々から決めてましたし←
完全に勝ちを重視するならマーシャドーとかになるが、マーシャドー自体は別に好きでも何でもないし、主催の思いも取り入れたいという気持ちからルナアーラになった。
技構成については、過去に使用した時の経験から色々と改良を加えた。
また事前に誰が何の統一で出るかをツイッターで調べ上げ、それらに対するメタ要素も加えた。(今回で言うと弱点保険型の「きあいだま」と「ムーンフォース」の両立やラム型の「10まんボルト」採用がそれ)
改良を加える上で他人が考えたルナアーラ統一を参考にしたが、その結果原案とほぼ同じような構成になってしまった。
丸パクりしたように見えるがラム持ちの型、弱点保険型の配分、グランドコート型の性格が違うのと、「真面目に考察した結果同じような構成になった」という話なので丸パクりとは違う。
・マッチング
アブソル 〇
カイリュー 〇
原種ニャース 〇
トルネロス 〇
レジエレキ 〇
スターミー 〇
ザシアン 〇
ジャラランガ 〇
バルジーナ 〇
シャンデラ 〇
Gサンダー 〇
テッカグヤ 〇
ザシアン 〇(再)
イベルタル ×
ランクルス 〇
レジロック 〇
ゼルネアス ×
Gサンダー ×(再)
スターミー 〇(再)
プテラ 〇
クワガノン 〇
イベルタル ×(再)
グソクムシャ 〇
ジュカイン 〇
計20勝4敗
試合内容については24戦全て書いてしまうとキリが無いので個人的に印象に残った試合のみピックアップ。
15戦くらいまでだったら全部書いてた。
●vsアブソル統一
「おにび」を通して「はねやすめ」連打してたら降参された。(ちなみに素早さはこちらの方が上。あと最初の「おにび」を外した)
●vsトルネロス統一
3匹とも悪技持ちだったのでキツかった。
終盤「ダイジェット」から先に入られていたら負けていたが、此方が先に「ダイジェット」を2回積んでいたおかげで撃たれなかった。
●vsレジエレキ統一
素早さで上取れない前提で選出を決めた。
「サンダープリズン」を避けたのが大きかったが、終盤で素「かみなり」を全て当てられ全て麻痺状態にされた。
1度でも痺れていたら負けていたのでギリギリだった。
●vsザシアン統一
1戦目:初手アッキ耐久型vs「バークアウト」喉スプレーで出し負け→途中で悪技撃たれて弱点保険が発動してゴリ押し→スカーフで〆
2戦目:初手ラム持ちで「こごえるかぜ」vs「じゃれつく」ぶっぱで出し負け→グランドコート型で「めいそう」して「ダイジェット」からの「ダイサイコ」でフィールド貼り→スカーフ「ワイドフォース」ゴリ押しで勝ち。スカーフ型がファントムガード込み「きょじゅうざん」と「バークアウト」を両方耐えてくれた。
という感じで、2戦とも初手で出し負けが発生したにも関わらず勝つことができた。
●vsバルジーナ統一
アッキ耐久型で1匹削った後にメガネ型の「ムーンフォース」でゴリ押し。
弱点保険を発動されたがダメージを稼いでいたおかげで此方の弱点保険型で倒し切ることができ勝ち。
弱点保険型のファントムガードを「ダイアーク」ではなく「ダイジェット」で潰されていたら負けていた。
●vsジュカイン統一
「どくどく」を食らった後、「ものまね」持ちに交代されて「たたりめ」をコピーされる。
しかしまさかの同速だったため、此方が上を取って倒す。「たたりめ」ジュカインちょっと見たかった。
●レートの変動について
13勝0敗で1681→相性最悪のイベルタルに突き落とされる。
↓
+2勝の15勝1敗で1688→ゼルネアスに突き落とされる。
↓
Gサンダー再戦に負けた後3勝の18勝3敗で1683→イベルタルと再戦で突き落とされる。
↓
2勝で1686 フォロワーの配信を見ながら対戦しており、この時配信者がちょうどカラマネロ統一との試合を終えたところだったので、相性的にカラマネロ統一とは当たりたくないと思い撤退。
●負けた4試合の敗因
①イベルタル(2回)→相性負け。「はたきおとす」を素で耐えない。弱点保険ダイマックスしても「ふいうち」やスカーフ「あくのはどう」で狩られた。スカーフで急所ワンパン狙ったけどそれも叶わず。
②ゼルネアス→型の相性負け。一応ラス1まで追い詰めたが、最後にチョッキ持ちらしき型にダイマックスされ、しかも「ダイワーム」されたので突破不可能に。
③Gサンダー(再戦)→雑にやりすぎた。1戦目で初手アッキ耐久型に対して「ちょうはつ」を入れられたので違う戦法を取ったが、再戦で選出を変えてくるのは相手も同じなので、結果論ではあるが素直に同じ選出にするべきだった。
・大会結果と感想
20勝4敗(〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇×〇〇××〇〇〇×〇〇)
最終レート1686 参加者112人中3位
1700載れるチャンスが3回もあったのに3回とも相性不利で落としたのが痛く、1位になれませんでした・・・
今回は対戦中に良い運も悪い運も両方引いたので特に運がひどかったというわけでもなく、目立ったプレミもせず、構築に何か欠陥があったわけでもなかったので、最終的な順位を決めたのはマッチング運だと考えています。
「全体的な」マッチング運は普通でしたが、1700に近づいた時のみ不利マッチングを引いたので今回は「ピンポイントな」マッチング運が悪かった。
こうなった原因は恐らく
全体的に伝説・幻の使用率が低く、その分イベルタルのような相性不利な伝説と当たりやすくなった。
なのではないかと考えています。
実際ポケモンHOMEとツイッターで情報収集したところ、使われた伝説・幻のポケモンは
・イベルタル
・ゼルネアス
・ルナアーラ(自分のみ)
・ザシアン
・ルギア
・ジラーチ(2名)
・セレビィ
・ビクティニ
の合計9名でした。
同じ冠の雪原解禁環境である第3回Storm会戦での使用率データを持っていないのでちゃんとした比較はできませんが、自分の記憶や過去のツイートと比べても明らかに第3回の時より少ないと感じました。
・伝説は数値が高い分、雑に扱っても勝ちやすいのでその分レートが高いことが多い
↓
・そのレートが高い伝説が少なく、尚且つ少ない中にイベルタルやゼルネアスといった相性不利なポケモンがいる
↓
・その分不利な相手にマッチングしやすい環境だった?
ムゲンダイナのような、他にルナアーラが有利な伝説・幻がもう少しいたら其方とマッチングしている可能性がありましたが、今回はそういったポケモン達があまりいなかったのでマッチングすることはありませんでした。
ただ今回使われたポケモン達を見るとゼルネアス、イベルタル以外は勝てる可能性のあるポケモンだし、実際ザシアンには2回も勝利できてるしで、原因とか関係なくただ自分の引き運が悪かっただけとも言えます。
あとは別の問題として、1700チャレンジ3回中3回とも相手のレートのほうが低かったので、その分多くレートを吸われたのも痛かった。
余談ですが4位のレートが1630で2位のレートが1716だったので、最後撤退せず25戦目も対戦したところで勝っても負けても順位は変わらなかった。
・使用した6匹それぞれの役割と感想
①スカーフ型 選出数:24戦中15回選出
主にルナアーラより速い相手に選出する。
他にはルナアーラより遅くても、「ダイジェット」で上を取ってくる可能性の高い相手には選出を検討する。
ただしレジエレキのようなスカーフ込みでも上を取れない相手に対しては選出を見送る。ていうか上取れないのがレジエレキくらいしかいないし、実際マッチングしたので選出は見送った。
大体が先発に投げて上から奇襲するという使い方をされているが、この統一だと先発で状態異常系や「ステルスロック」等の設置系の技を貰いやすいため、後発に置いて終盤のスイーパーにすることが多い。
具体的にはグランドコート型でサイコフィールドを貼った後に上からフィールド補正込み「ワイドフォース」を連打したり、弱点保険ダイマックスで相手の選出を荒らした後の〆役として使う。
今回は全体的にルナアーラより速い相手と多くマッチングしたため、選出数は6匹の中で1番多い。先に上から倒すことでファントムガードを最低1回は維持できるのも大きかった。
個人的に「ポケモンより持ち物が強い」と言えるアイテムの内の一つだと思う。
②メガネ型 選出数:24戦中11回選出
スカーフ無しでも上を取れる相手には此方を選出。
先発に置く場合は此方の技範囲的に打点が乏しい相手へのダメージ稼ぎや、「トリックルーム」持ちに対して確実に1匹倒すか大きく削って数の有利を取り、「トリックルーム」のターンを稼ぎやすくする時。(ただしシャンデラのような「かなしばり」を覚える相手には別の型を選出する。あと先制技を覚えないため相手のタスキは考慮しないこととする)
今回はなぜか先発でタスキ持ちと対面した場面が無かったため、文字通り数の有利を取ることができた。
後発に置く場合は大体がグランドコート型でダイマックスして、「ダイサイコ」でフィールドを貼る時。
逆にメガネ込みの火力で相手を大きく削って裏のダイマエースで倒しやすくするという動きもできた。特性との相性上、命の珠は持たせられないため火力を重視するならこのアイテム一択になりそう。(パワフルハーブ「メテオビーム」はタイプ不一致なため安定感が無いと思ってる)
③グランドコート型 選出数:24戦中13回選出
ダイマックス前提の型で、相手から弱点を突かれない場合にはこの型をダイマックスさせる。
「ダイサイコ」でフィールドを貼ってグランドコートでターンを維持しつつ、裏からメガネorスカーフを出して「ワイドフォース」を連打するというのがコンセプト。
先発に投げた時は相手が設置系や状態異常系の技を使ってくると予想できた場合、「めいそう」や「ダイフェアリー」から入ることも考える。
ただ先にダイマックスを切る分、相手の後攻ダイマックスをどう突破するか、フィールドを書き換えられないか、を考えなければいけないため、戦術が成功すれば強いが場合によっては負ける可能性も充分にあるため少々リスクが高めだと感じた。実際vsGサンダー統一再戦にはそれで負けた。
そのためか先発ラム型かアッキ耐久型で様子見をしつつ、数の有利を取った後に後発からフィールドを展開するという場面が多かった。
そもそも今回はエスパーの通りが悪い相手や、特性やタイプで浮いている相手とけっこう当たったので、そういう理由もあり先発に投げる機会は少なかった。
④ラム型 選出数:24戦中14回選出
今大会のMVP。だが選出数は僅かにスカーフ型の方が多かった。
ほぼ先発にしか投げない。ファントムガード潰しの「なげつける」+電気玉火炎玉コンボや状態異常系をラムで封じたり、相手が設置系の技を撃った隙を突いて逆に「めいそう」の起点にするという動きがとても刺さった。
パーティ改良前は状態異常対策を「ダイフェアリー」1本に頼りきっていたためこの変更は大きく、これにより此方のダイマックス枠を大切に扱うことができた。
「こごえるかぜ」は自分より速い特殊型相手に撃って「めいそう」の起点にしたり、積んで1匹倒した後2匹目に撃つことで後ろのダイマックスエースで上を取れるようにしたりするための技。
あとは「へびにらみ」してくる10%ジガルデやルナアーラミラー対策。
「10まんボルト」は大会前にファイヤー統一、テッカグヤ統一が使われる情報を知ったため入れた。
vsテッカグヤ統一戦のみ打点の都合上ダイマックスエースとして使用した。
⑤弱点保険型 選出数:24戦中10回選出
エスパーの通りが悪い相手や弱点を突いてきそうな相手に対して選出。
元々は相手のダイマックスターンをズラすために「ダイウォール」用として「でんじは」を入れていたが、事前にファイヤー統一が使われる情報を知る→バンギラス、キリキザン、Gファイヤーと悪タイプを見れる範囲を広げるために「きあいだま」と「ムーンフォース」を両立。
この変更により「ダイウォール」を絡めた立ち回りができなくなったが、特性のおかげもあってかあまり不自由はしなかった。
耐久に少し割いているため一致弱点でも耐えることがあったが、その分火力が足りない場面もあったため配分については未だ結論が出ていない状態。
⑥アッキ耐久型 選出数:24戦中9回選出
「おにび」と「めいそう」で要塞化してジワジワ削り、最低1匹は倒すことで数の有利を取ることを目的とした型。
また「トリックルーム」持ちに投げて「はねやすめ」込みでターン稼ぎをしたり、物理型の割合が高い相手に対して先発から投げて様子見としても使う。
が、実際は
・「おにび」を外す
・「はたきおとす」でアッキが発動しない
・対面した相手が特殊型
・「ちょうはつ」で機能停止
と、中々恵まれる機会が無かった。
活躍した場面はvsアブソル統一戦で火傷にした後「はねやすめ」連打で降参に持ち込んだ時と、vsランクルス統一戦で「トリックルーム」下のダイマックスを「はねやすめ」回復で流した時の2回だけ。
ポケモンHOMEのデータ。(使用者が1人しかいない場合、持ち物ランキングで確認ができる)
最後に。
最終1位を取れなかったり、上位2名にしっかりと負けてしかもその2名が強者扱いされてる人達という残念で悔しい結果となってしまいましたが、納得のいく構築ができたり新作発売前に悪い結果で終わらずに済んだという点は良かったので悔いはないです。
今回は1位狙いを阻止してきた相手がマッチング的に絶対勝てないポケモンだったし、そもそもメタ無しの種族統一ルールはこういう事が頻繁に起きるルールなので、悔しい結果とはいえそこはいい加減割り切らないとな・・・
今回の大会の録画。