7月30日に参加。
・大会ルール
セイムビート(公式ルール)シングルバトル
ポケモン1種類のみ、3匹以上パーティに入れること
フォルムチェンジのポケモンも一種類のみ
例:ヒートロトムならヒートロトムのみ
ダイマックス有り
持ち物被り有り
禁伝、準伝、幻、ミミッキュ禁止
時間制限 持ち時間7分 総合時間15分
開催期間 21:00~22:59
対戦回数 20回まで
第1回、第2回で禁止だったメタモンが今回は使用可能になっていた。
・使用統一
前々から新しい種族統一パを作るきっかけが欲しいと思っていたので、今回は新作統一で参加。その中で
・フォロワーの推しポケ
・大会で数の多いドラパルト統一に有利
・過去技無しでも戦える
以上の3つの条件を満たしているバルジーナを選択。
・個別解説(※簡易的に)
バルジーナ:こだわりハチマキ
性格:いじっぱり
配分:H172 A252 B4 D28 S52
調整:H16n-1 火力不足のためA極振り S4振りゴリランダー抜き 砕ける鎧1回で最速ドラパルト抜き 特性によるBダウンを考慮してD>B
ダイマックス選択枠その1。
相手の「ちょうはつ」を起点にしたり火力不足を補うための枠。
他に欲しい技が無かったため、タスキを潰したい相手と高火力を押し付けたい相手で打ち分けれるよう「ダブルウイング」と「ブレイブバード」を両立。
バルジーナ:じゃくてんほけん
性格:いじっぱり
配分:H172 A252 B4 D12 S68
調整:H16n-1 火力不足のためA極振り S砕ける鎧1回で最速スカーフサーナイト抜き 特性によるBダウンを考慮してD>B
ダイマックス選択枠その2。
3タテを狙えるようSは抜ける範囲を少し伸ばした。
「はがねのつばさ」(=「ダイスチル」)は一見砕ける鎧と相性が悪いように見えるが、相手に先制するかもしくはBを上げたり砕ける鎧が発動した後に「ダイスチル」でBを上げる事で相手の物理技を耐える可能性を作れるため採用した。
バルジーナ:オボンのみ
性格:ひかえめ
配分:C252 S252 B4
調整:CS極振り
ダイマックス選択枠その3。
元のCが低いため「わるだくみ」前提の型に。
オボンで行動保障できているため耐久調整はせず。
持ち物は最初命の珠にしようかと思ったが、「どくどく」が聴かない鋼タイプを相手にした時に貴重な特殊炎技持ちなため簡単に倒されてほしくなかったのと、「わるだくみ」前提で扱うため確実に積めれるようオボンにした。
バルジーナ:ゴツゴツメット
性格:ようき
配分:H172 A4 B4 D76 S252
調整:H16n-1&2n+1 S最速 D余り
砕ける鎧無しでも上を取れるようにするための起点作り枠。
「はねやすめ」と合わせた相手のタスキ潰しとダメージ稼ぎのためゴツゴツメットを持たせた。
「てっぺき」は物理を相手にした時に砕ける鎧によるSアップで上から積むor最初から先制で積んで安全に砕ける鎧発動を狙って「はねやすめ」+ゴツゴツメットで要塞化するため。
バルジーナ:タラプのみ
性格:おくびょう
配分:H236 B4 C12 D4 S252
調整:H奇数 BD偶数 S最速 C余り
両受け。
調整は最初図太いHBベースにしていたが、それだと「ちょうはつ」を貰いやすかったり上から大技を食らった時に受けが成立しなくなるため最速HSベースに。
バルジーナ:メンタルハーブ
性格:おだやか
配分:H252 B84 C4 D116 S52
調整:H極振り ひかえめメガネリベロエースバーンの「エレキボール」耐え S4振りゴリランダー抜き BC余り
vs不利マッチング逆転用。
「ちょうはつ」を貰いやすいポケモンなため持ち物はメンタルハーブ。
調整は「メロメロ」を打つ際に♂の採用率が高いポケモンを意識した物。
・対戦簡易レポ
クロバット 〇
選出:ゴツメ、ハチマキ、タラプ
相手性別比:♂3 ♀3
「ちょうはつ」を起点にゴツメ型でジワジワ攻めていき2匹倒す。
ラストのダイマックスが特殊型だったのでタラプ型で流そうとするが「ちょうはつ」からの「ぼうふう」混乱自傷と「ヘドロばくだん」による毒で無理やり突破され、此方ラストのハチマキ型も「ぼうふう」で混乱状態になるが自傷することなく勝ち。
カジリガメ 〇
選出:タラプ、弱点保険、オボン
相手性別比:♂1 ♀5
すいすいでゴリ押されるのが辛いため、初手から「てっぺき」を積んでいくと相手は「くらいつく」。
そこから「ねむる」「ねごと」「まもる」でひたすら粘られ、お互い全く打点がないまま時間だけが過ぎていったが、最終的に時間切れ判定勝ち。
バンギラス ×
選出:メンハ、弱点保険、タラプ
相手性別比:♂5 ♀1
不利マッチング且つ♂が多かったので初手から「メロメロ」。これにより1匹倒すことができたが「かみなり」で麻痺になったのが痛かった。
タラプ型で「てっぺき」を積んでいくが「りゅうのまい」1回→「ストーンエッジ」2回で落とされ、弱点保険型で火力を上げるも相手ラストのダイマックスを落とせずに負け。
Gヤドラン 〇
選出:タラプ、オボン、ハチマキ
相手性別比:♂2 ♀4
クイックドロウで受けが成立しなくなったが、そこからハチマキ「はたきおとす」連打で倒していく。
そのままラストのダイマックスも大きく削り、オボン型でダイマックスして勝ち。
サーナイト ×
選出:タラプ、弱点保険、メンハ
相手性別比:♂2 ♀4
♀率が高かったが、不利マッチングなのでメンタルハーブ型を無理やり選出。
相手の初手はスカーフっぽく、タラプ型が先制「ムーンフォース」2回で落とされる。
弱点保険を発動させて2匹倒すが相手ラストに「ダイウォール」をされ、A2段階アップ「ブレイブバード」で落とせずさらに相手の性別が♀だったためメンタルハーブ型が機能せずに負け。
ドラパルト ×
選出:タラプ、弱点保険、オボン
相手性別比:♂2 ♀4
「ドラゴンテール」でかき乱され、安易な交代を繰り返したせいで「りゅうのまい」を積む隙を与えてしまう。
さらに「ドラゴンアロー」でオボンがギリギリ発動せず劣勢になり、先にダイマックスを切らざるを得ない状況に。
結果相手のダイマックスを突破できずに負け。
アマージョ 〇
選出:タラプ、弱点保険、オボン
相手性別比:♀のみ
初手ダイマックスをタラプ型で完全に受け切ったところで相手が降参。
エースバーン ×
選出:メンハ、弱点保険、タラプ
相手性別比:♂6 ♀0
初手ダイマックスに対して「メロメロ」を通すことができたが2回目に動かれてしまう。
ちょうどダイマックスが切れるところだったのでタラプ型で要塞化しようとしたら「かえんボール」で予想以上に削られてしまい失敗。
弱点保険型でダイマックスして2匹倒すが、ラス1に「ボーンラッシュ」を外して負け。
相手の配分、「ボーンラッシュ」の回数と乱数次第では落とせていたので運負けに見えるが、それ以前に弱点保険型とタラプ型の出す順番をミスしていたので運負けではない。
Gヤドラン 〇(再)
選出:タラプ、弱点保険、オボン
相手性別比:♂2 ♀4
「バークアウト」連打でCを下げた後「わるだくみ」を積んでダイマックスして勝ち。
●選出率
全9戦
こだわりハチマキ 2
じゃくてんほけん 7
オボンのみ 5
ゴツゴツメット 1
タラプのみ 9
メンタルハーブ 3
・大会結果と感想
5勝4敗(〇〇×〇××〇×〇)
最終レート1510 エントリー数19人参加者16人中6位
・ドラパルト戦、エースバーン戦でのプレミが非常に悔やまれる。
・特にドラパルト統一に有利だからバルジーナ統一を選んだのに、そのドラパルト統一に負けているのはお話にならない。数が多いことが予想できていたなら、事前にvsドラパルト統一用の選出と立ち回りを練っておくべきだった。
・勝っていたら上位とマッチングする確率が上がったのと、上位がブルンゲルやポリゴン2と言ったバルジーナで勝てる可能性のある統一なため優勝狙えたかもしれない。
・今回は「メロメロ」採用してる時に限って相手の♀率が高かったり、第1回と第2回であれだけ多かったドラパルト統一が1人しかいなかったりと不運もあったが、元の耐久が高く一撃で倒されるパターンが殆ど無いため、相手との噛み合い次第では全勝優勝も狙えそうな統一だと感じた。
●構築の感想
・元の火力が低いため、耐久の高さを活かして数の不利を取られないよう立ち回る必要がある。
・そのためメンタルハーブ型の「ちょうはつ」は「メロメロ」と役割が被り気味なのもあるので「はねやすめ」に変えるべき。
・攻撃技は後続に繋げられる「がんせきふうじ」に変えても良い。
・ハチマキ型の「ダブルウイング」は補正あり極振り+拘りアイテムでも落とせる場面があまり無かったためタスキ潰しとしてあまり機能せず。
・此方に弱点を突けない相手にはハチマキ型をダイマックスエースとして使用するため、その場合に「ダイウォール」で相手のダイマックスターンを枯らしたり、自分のダイマックスターンを調整して解除→ハチマキ込みの火力を押し付けられるよう何かの補助技に変えた方が良い。
今回の大会の録画。